余命半年で建築スタート
完成後、奇跡が起きました。

東京支店 瀬田営業所

2012年に担当した60代のご姉弟の話です。
2度目の打合せでお姉様(67才)から、弟様(63才)がガンで余命半年であるとうかがいました。「本人も施工まで間に合わないと思っているが、打合せには参加して、自分が希望する住まいを彼の妻や子供に残してやりたい」との事で、早めの段取りに取り掛かりました。当時の東京支店は東日本大震災の影響で協力業者が不足し、着工段取りをなかなか組めませんでしたが、なんとかご契約から半年後に上棟し、順調に建築が進みました。やがて完成が1か月後に迫った頃、お姉様から「最終の入金を早めるので弟の1室だけでも完成できないか」というお話がありました。理由を知っている私たちもぜひご要望にお応えしたいと思い、協力業者の皆さんにご相談して施工ピッチを早め、設計から約7か月後に弟様お立会いのもと、無事お引渡しすることができました。当日は、お姉様をはじめご家族の皆様から涙ながらのお礼をいただき、私ももらい泣きしてしまいました。

 

 

すると奇跡が起こりました。弟様のご病状が安定し始めたのです。これには担当のお医者様も目を丸くされているとのこと。ご入居後も弟様から外構計画のアイデアをいただいたり、お姉様からは「いつでもお昼を食べに来てください」と言っていただくなど、とても良いお付き合いをさせてもらっています。

 

 

この仕事を続けていて、お客様に喜んでいただくことが最高の幸せだと常々思っています。今回の件は、特に忘れる事のできない住まいづくりでした。

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