良い家は、人を元気にする。
良い家は、家族を幸せにする。

二世帯住宅をご検討のお客様の中には、「親御様の介護」を目的にされる方が少なからずおられます。今回担当させていただいたお客様も「数か月前に祖父が倒れ、後遺症が残る体を祖母一人で看病するのは難しい」という理由で、二世帯同居を決断された方でした。

 

家のプランニングは、リハビリ中のお祖父様のお体を優先して進めました。たとえば道路から連なるアプローチには、手すり付きの階段の他に、ゆるやかな勾配のスロープを設計。将来車椅子が必要になった場合でもスムーズに家の中に入れるようにしました。
一方で二世帯住宅にはお祖母様、奥様、そしてそのお子様である3姉妹と合計5名の女性がお住まいになるので、シューズクロゼットやウォークインクロゼットなど豊富な収納スペースを設けるといった、ライフスタイルに合わせた暮らしやすい工夫も凝らしました。

 

お引渡しの数か月後、展示会場で再会したご主人様からお話をうかがう機会がありました。ご主人様は終始笑顔で「入院中はベッドにいることが多かった父ですが、帰宅後は積極的に歩き、時には一人で散歩に出かけるんですよ。良い家って人を元気にするんですね」と、驚きのご様子でした。「時間のない中ムリなお願いをしたのに、すばらしい家を建てていただいて…。本当にお任せして良かったです」というお言葉に、とても感激したことを覚えています。ただ、別れ際、「あれだけご無理を言ってつくってもらった娘の部屋なのですが…。一昨年、去年とお嫁に行ってしまって…」と言ったご主人の顔は、それまでの笑顔とは変わって少しだけさびしそうでした。

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