解体式。あふれだす思い出が、
家族の絆を強くする。

広島支店 こころ営業所

新しく家を建てるということは、これまで暮らしていた家に別れを告げるということ。新しい家への期待を膨らませる一方で、家族の歴史と思い出が刻まれた家にこれまでの感謝を告げることも、家づくりの大切なプロセスではないかと思います。

 

とある担当させていただいたご家族は二世帯住宅をご要望で、ご両親の家を建て替え、別居していた息子様と一緒に暮らすという計画でした。しかし打ち合わせ時から意見が合わず、時にケンカのようになることもあり、私も冷や汗をかくという場面が一度や二度ではありませんでした。そんな中迎えたご実家の解体日。「せっかくですから取り壊す前に、ご家族の皆さんでお別れをしませんか」とご提案しました。家に入り、ゆっくりとお部屋をめぐりながら思い出を振り返るご主人。どこか照れくさそうな息子様。「この柱は、お父さんが小さい頃にね…」といったご主人の話に興味津々のお孫様。家族の仲が自然とほぐれていく様子がわかりました。すべての部屋にお別れをした後、家をバックに家族全員で記念撮影。後日、その様子をDVDにまとめてお渡しすると、「ありがとうございます」と、とても喜んでいただけました。

 

家は家族の思い出の箱です。解体という最後の日に思い出を振り返ることで生まれる感謝の気持ち、そしてその家で共に暮らした家族が、お互いのつながりを今一度確かめ合う気持ち。二つの気持ちを気づかせてくれる「解体式」を、これからもできる限り執り行っていきたいと思います。ちなみにこちらのお客様ですが、今も仲良くお暮しのようで私もホッとしています(笑)

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