入籍帰りに展示場へ。
でも自己資金が不足していて…。

ある日、おそるおそるという様子で30代のご夫婦が展示場に来られました。

 

モデルハウスをご案内していく中で緊張がほぐれ、少しずつ心を開いてくださり、着座してお話をする中で、ご主人が次のように話されました。

 

「実は先ほど入籍して、今がその帰りなんです。結婚して、この先の生涯を安心して幸せに暮らせるよう、家を探しにきたんです…」。

 

ご夫婦は展示場に来るのが初めてということもあり、住まいづくりについての知識をほとんどお持ちではありませんでした。

 

計画に具体性はなく、夢や希望をたくさん持ってのご来場という印象を受けました。

 

そこで私は住まいづくりのプロとして、まずは入籍した今日からはじまる未来を想像し、幸せに過ごすための生涯設計が大切であることをお話しました。

 

その上で後日、ファイナンシャルプランナーとともに打合せを持ち、自己資金が不足していることをお伝えしました。

 

まずは家計を見直し、貯蓄を1年間行った後、あらためて住まいを考えた方が良いとアドバイスさせていただきました。

 

それからちょうど1年後。展示場には再びご夫婦の姿がありました。

 

「田中さん。言われたとおり資金を貯めてきました。ステキな家をつくってください。よろしくお願いします」。

 

私のアドバイスを守って、再び来てくださったことに感激し「喜んでお手伝いします!」とお話しました。

 

建築プランでは、ご夫婦はお子様を2人ほしいとのお考えでしたので、可変性のある子ども部屋や、4人暮らしでも問題のない収納など、将来を見据えたご提案をしました。

 

住まいは無事完成し、ご夫婦の夢が1年越しでかなった瞬間でした。
その場に立ち会えたことはとてもうれしく、住まいづくりを通してお客様の人生を一緒に考えることの、やりがいと大切さを実感しました。

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