住まい手参加

住まい手が参加する住まいと住環境づくり

住宅ストックが充足する近年、住まいは所有よりも、住まい手の暮らし方や生き方を実現する手段として、とらえられはじめています。
中古住宅をリノベーションしたり、DIY(Do It Yourself)したりするなど、住まい手自らが手を加えることで、その作業体験から住まいづくりを楽しむという動きがあり、これらは自らのこだわりを実現する手段でもあり、遊び感覚で手を加えることで、住んだ後の満足感も高くなると言われています。

3住み研究会では、「住みごこち」「住みごたえ」「住みこなし」の3つの観点から住まい手と住まいの関係を研究しています。

▲住まい手参加研究会の水流氏が代表を務める「長岡家守同人」が取組む『楽住創プロジェクト』の様子
『楽住創プロジェクト』は楽しい住まいをみんなで創り、住む人の遊び心を解き放つことをコンセプトとしており、入居者は専用ルームを自分好みにカスタマイズすることができる。

「住まい手が参加する住まいと住環境づくりの意味と実践」研究会(住まい手参加研究会)

本研究会では、住まいが住まい手の生き方や暮らし方を反映する手段となりつつあることについてや、住まい手が住まいづくりに参加するという価値感やニーズについて調査・研究します。住まい手が住まいづくりへ参加することを契機とした多様化する価値観やニーズを調査することで、入居後の満足感が向上し、さらには住宅地管理とコミュニティの醸成にまで応用できると考えています。

研究会メンバー紹介

松村秀一

東京大学大学院

特任教授

松村まつむら 秀一しゅういち

住まい手参加研究会 座長

■略歴
1957年神戸市生まれ。1980年東京大学建築学科卒業。1985年東京大学大学院博士課程修了。工学博士。1986年より東京大学講師、助教授、教授を経て2018年より現職。

■HEAD研究会代表理事、建築技術支援協会代表理事、団地再生支援協会会長。
日本建築学会賞(論文、2005年)、都市住宅学会賞(著作、2008年、15年、16年)、日本建築学会著作賞(2015年)等受賞多数。

■主な著書
「『住宅』という考え方」、「箱の産業」、「建築-新しい仕事のかたち 箱の産業から場の産業へ」、「ひらかれる建築-『民主化』の作法」、「空き家を活かす」など。

水流潤太郎

長岡造形大学

理事長

水流つる 潤太郎じゅんたろう

■略歴
1956生まれ。大学で建築を専攻した後、1981年建設省(現国土交通省)に入省し、
住宅や建築に関する行政分野での仕事に従事。
埼玉県与野市(現さいたま市)、千葉県、東京都で自治体勤務を経験。
そのほか建築研究所、都市再生機構など。
2014年より現職。

■新潟県長岡市で一般社団法人長岡家守同人を設立し、廃アパートのリノベーション事業に挑戦中。

岩佐明彦

法政大学

デザイン工学部建築学科教授

岩佐いわさ 明彦あきひこ

■略歴
1970年兵庫県生まれ。2000年東京大学大学院博士課程修了。
新潟大学工学部助手・准教授を経て2015年より現職。

■主な著書
「まちの居場所」(東洋書店)、「仮設のトリセツ」(主婦の友社)、「まち建築」(彰国社)など

■主な受賞
日本建築学会著作賞、人間・環境学会賞、グッドデザイン賞など

山﨑陽菜

駒沢女子大学

人間総合学群住空間デザイン学類
助教

山﨑やまざき 陽菜はるな

■略歴
2013年日本女子大学大学院人間生活学研究科生活環境学専攻修了。博士(学術)。
設計事務所勤務を経て、2015年より教育環境研究所にて教育施設の基本構想・基本計画とそれらに関する調査・研究に関わる。
2017年4月より現職。

■専門分野
住居学・施設計画・子ども環境/子どもの行為からみた学童保育所の空間構成、子育て支援のための住環境、高齢者施設での外部空間の利用実態に関する研究。

シンポジウム報告

第1回

住まい手参加研究会主催シンポジウム

開催日

場所 すまい・るホール

  • 作りながらつながる住まいづくり法政大学デザイン工学部建築学科教授 岩佐 明彦氏
  • つながり志向が生まれている時代背景について考える長岡造形大学理事長 水流 潤太郎氏
  • 「遊び」でつながる住まいづくり東京大学大学院特任教授 松村 秀一氏
  • パネルディスカッション「つながり志向時代の住まいづくり」

活動記録

  • 第1回研究会開催

  • 第2回研究会開催

  • 第3回研究会開催

  • 第4回研究会開催

  • 第5回研究会開催

  • 第6回研究会開催

  • 第1回シンポジウム

シンポジウム開催にあたって年6回の研究会開催をしています。