日本最大級の工務店ネットワークJAHBnet（ジャーブネット）
『地域工務店が日本の住まいを変える』ミッションを達成し四半世紀の歴史に幕

　JAHBnet（ジャーブネット）は、1998年に設立した前身の「アキュラネット」の旗印である「地域工務店・木造住宅を主役に」「日本の住まいを安くする」をミッションとして掲げ、地域社会のインフラとしてなくてはならない工務店の近代化が、地域の活性化につながると考え活動してきました。設立当初、大手ハウスメーカーが席巻していた住宅業界に新たな風を巻き起こし、「適正性能」を追求した坪単価21万円の商品「M21」が日経新商品ランキング価格メリット部門で第一位を獲得。その後555万円の商品「新すまい55」を発売するなど、一貫して「高品質な住宅」を「適正価格」で提供してまいりました。一方で、2005年「業界の情報化推進」の功績に対し経済大臣表彰を受賞。さらには2010年「アキュラシステム」が、2013年に「JAHBnetリーディングプロジェクト」、2015年には「JAHBnet 全国工務店による相互支援ネットワーク」が、各年のグッドデザイン賞を受賞するなど、社会からも大変高い評価をいただきました。

　また、2011年3月に発生した東日本大震災では、未曾有の災害に対し、わずか数日で現地支援を実施。その後4月には「日本を元気にしようプロジェクト」を発足させ、全国会員を束ねて相互扶助の精神のもと「仮設住宅」の建設など多くの支援を実施しました。こうした取り組みから加入工務店も最大631社を数えるに至り、また累計棟数は16万棟を超え、静岡県の（株）福工房様、鳥取県の（株）アート建工様などが都道府県・エリア・地域においてナンバーワンビルダーに成長。さらに全国規模のビックビルダーに成長した企業も輩出し業界発展に大いに貢献してまいりました。

　こうした背景から、JAHBnetはすでに果たすべき役割を終え、掲げたミッションを達成することができたと考え、現在でも100社を超える会員企業が在籍し、継続を望む声や惜しむ声が多くある中、ミッションを達成した成果を会員各社で確認し合う「勝どきを上げる会」を開催し、未来に向けた「前向きな解散」をすることといたしました。

全国各地のお客様により良い住まいを提供する「理想のつくり手」へ