こんにちは!愛知県(名古屋市・日進市・大府市・蟹江町・春日井市・一宮市・津市)を中心に注文住宅の家づくりをしているアキュラホーム名古屋支店です。

 

北欧スタイルの人気やアウトドア志向の人が増えたので無垢フローリングの種類は以前に増して豊富です。
自然素材にこだわる人も増えて、従来の家よりも各段に内装で無垢材の木材を使用するケースが増えています。

お洒落で木のぬくもりを感じられる無垢材フローリングですが、

● 「そもそも無垢材フローリングって何?」
● 「メリットデメリットとかあるの?」

など分からないことも多いと思います。

あとで後悔しないためにも、メリット・デメリットを把握して、納得の家づくりができるようご紹介します。

 

■無垢フローリングとは

木の素材そのままを1枚の板に加工した床材を指しますが、価格的に高額になるので様々な色味を1枚の板に混在させた無垢材を採用することが多いです。

 

■無垢フローリングのメリット

①あたたかみのある木の質感

無垢材は、木本来の質感を楽しめる床材で、見た目からも木の温かみを感じられるという点で人気です。
木がもつ調湿性や保温性から、梅雨時期や暑い夏でもベタベタすることなく、素足でもサラっとして気持ちいいと感じたり、寒い冬でもヒヤッと冷たく感じることが少ないという点もメリットになります。

 

②経年変化を楽しめる

「経年劣化」という言葉があるように、多くのものは使い始めが最も状態がよくて、月日が経つにつれて劣化していきます。
一方で「経年変化」は、年月が経つうちに製品の品質・性能・見た目が変化していくことを指します。
無垢材の魅力の一つが経年変化による「色の変化」です。
無垢材は3年、5年、10年...と年月の経過に伴って味が出てきます。
また木の種類ごとに異なる色味の変化を経て、風合いが増していくのでそういう楽しみもあります。
色濃く変化していく無垢材もあれば、少しずつ明るくなる種類もあるので、表情が変化していく過程を楽しんでいただけます。
経年変化することで、家族との思い出が刻まれてどんどん愛着が増していくのを楽しめると思います。

 

③調湿効果で快適に過ごすことができる

調湿というのは、湿度を増減させる操作のことで、部屋の湿度が高いときには無垢材が湿気を吸収するので、ジメジメとした不快感を軽減してくれます。
反対に、湿度が低い時は無垢材から水分が放出されるので、室内の乾燥を防いで、快適な空間が実現できます。

 

無垢材フローリングのデメリット

①価格が高い

「無垢材=高価」というイメージを持たれている方が多いと思います。
無垢材は大量生産が難しいため、複合フローリングに比べて価格が高めになります。
更に近年、生産国の輸出規制により流通量が大変減少しているので、今まで以上に価格が高騰しています。
無垢材フローリングが高いといっても、木の種類によって安価な物から高価な物まで幅広く存在します。

 

②水に弱い、水拭きができない

無垢材は木の質感・風合いを活かすために、コーティング力の弱い塗装で仕上げているので、水分が染み込みやすいです。
万が一、水や飲み物をこぼしてしまった場合は、すぐに拭き取りましょう。
濡れたままにしておくと、シミや反り、菌が繁殖してしまう原因になります。

 

③目地に隙間が生じやすい

無垢材は、調湿作用によって水分を吸収・放出する性質があり、「膨張」と「収縮」を繰り返しています。
特に梅雨などの湿度の高い時期に膨張し、空気が乾燥する冬に収縮するといったケースがあります。
その結果、床材と床材の間に隙間が開いたり、反り・曲がり・割れ・ささくれが生じる場合があります。

 

④傷に弱い

無垢材は天然木ですので、傷や汚れに弱い点です。
重たいものを落としたり、先がとがっているもので引っかいたりすると傷が付きやすいです。
特に犬や猫などのペットを飼っている場合は、爪の跡もつきやすいので、傷が多くなります。

 

いかがでしたか?

メリット・デメリットを正しく理解すれば、扱いにくい床材ではないです。
住んでいくうちに愛着が湧いて、傷や汚れも家族の味となっていきます。
木の温もりを感じながら経年変化を愉しむことができる無垢材だからこそ感じられる味わいがたくさんあります。

 

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