こんにちは!愛知県(名古屋市・日進市・大府市・蟹江町・春日井市・一宮市・津市)を中心に注文住宅の家づくりをしているアキュラホーム名古屋支店です。
近年、バルコニーのない戸建て住宅を見かけるようになってきました。
今まで当たり前のようにベランダやバルコニーのある物件に住んでいた場合、バルコニーは悩むポイントではないでしょうか?
新築にバルコニーを付けるか迷っている方や、バルコニーの必要性について考えている方は、ぜひ参考にしてください。
■バルコニーとベランダの違い
バルコニー:建物から外に張り出した屋外スペースで屋根はない。
ベランダ:日本ではバルコニーとほぼ同じ意味で使われていますが、屋根がかかっているものを指す。
※建築基準法施行令ではバルコニーの表記のみ。本記事ではバルコニーと表記します。
■バルコニーは何に使う場所でしょうか?
①洗濯物を干すスペース
ほとんどの場合、バルコニーの一番の目的は洗濯物を干すためのスペースです。
以前とライフスタイルや生活習慣が変わり、共働き世帯が増えています。
夫婦共働きの場合は毎朝洗濯物を外に干し、夕方までに取り込む事が難しいので、最近は洗濯物を室内に干すケースが多く、結果バルコニーが不要となってきています。
②庭の代わりに使う
お子さんをプールや海に連れて行くのが難しい場合はバルコニーで気楽に楽しめるビニールプールが大活躍です。
家で過ごす時間が長くなると家でも自然を感じたい方、お花や植物に囲まれた暮らしに憧れる方は多いので、広いお庭がなくても楽しめる「ベランダガーデニング」が大人気です。
バルコニーを庭の代わりに使う場合は、専用の水道と外用コンセントの設置も併せて検討すると便利です。
■「バルコニーは不要」という方の共通点3つ
①掃除が大変
バルコニーは雨風にさらされているため使わなくても汚れますし、季節や風向きによっては砂や落ち葉などの掃除も手間がかかります。
バルコニーには水が溜まらないよう排水溝が設置されていますが、排水溝はごみが溜まりやすく放置していると詰まって水はけが悪くなるので定期的な掃除が必要です。
特に、家庭菜園やガーデニングを行っている場合、土や泥、落ち葉が詰まりやすくなります。
掃除をせず放置してしまうと、雨樋に落ち葉が詰まって雨水が流れなくなる可能性もありますし、床の防水加工の耐用年数があるのでメンテナンスも定期的に必要です。
きちんとメンテナンスしないと家に水が侵入することもあります。
②洗濯物をバルコニーで干さない
共働きでなくても洗濯物は室内干しにする、もしくは乾燥機を使うのでバルコニーは不要という方が増えてきました。
③防犯性を重視
特に住宅密集地にある場合はバルコニーから不審者等が侵入しやすいため、セキュリティ強化のためにバルコニーを設置しないことも選択肢の一つといえます。
不審者は外部からの視線を嫌うので、見通しの良いバルコニーであれば物陰になるバルコニーよりも狙われにくいです。
■バルコニーをなくすデメリット
以前に比べるとバルコニーを設けない人が増えていますが、デメリットもあります。
①エアコンの室外機をバルコニーに置けない
今や生活に欠かせないエアコンですが、バルコニーがないとエアコンの室外機を置く場所が1階になります。
エアコンの設置場所を決める際に1階、2階それぞれのエアコンの室外機を置く場所も検討しておくことが大切です。
2階のエアコンの室外機を1階に置く場合は、エアコンから室外機までのダクトが長くなります。
②大きな家具の搬入
2階に大きい家具等を搬入する際に、玄関や階段を通れない場合は2階バルコニーから入れることもあります。
いかがでしょうか。
バルコニーを設置するかは利用する用途をイメージすることが大切です。
例えば「洗濯物を干すなら洗濯機の近く」「BBQをするならキッチンと行き来しやすい場所」など動線も踏まえて設置場所を計画しましょう。
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