こんにちは!愛知県(名古屋市・日進市・大府市・蟹江町・春日井市・一宮市・津市)を中心に注文住宅の家づくりをしているアキュラホーム名古屋支店です。

 

家の中は子どもには大好きな家族との時間を過ごす場所です。
同時に子どもにとっては危険が多い場所でもあります。
そのため、危険への対策は必ずしておかなくてはなりません。
前回の記事ではお子さんが安全に暮らせる家づくりのポイントとして階段と浴室・トイレの危険性と事故を事前に防ぐ対策をお伝えしました。

今回は残り4つの場所とおすすめの安全対策方法をご紹介します。

・キッチン

・畳や床材

・ドア

・ベランダやバルコニー

大人には気にかけない場所でも、子どもには大きな危険が潜んでいます。

 

【キッチン】

小さいお子さんやよちよち歩きの赤ちゃんがいるご家庭にとって、キッチンは危険な物が多く、事故が起こりやすい場所です。

・やけどに注意が必要

キッチンで一番多い事故はやけどです。
ガスコンロやIHクッキングヒーターに手が届くようになると興味を持ったお子さんは近づいてきて、スイッチを押して火をつけてしまうことがあります。
食事の支度中に、テーブル上の熱い液体や食べ物が子どもに掛かってやけどしてしまうこともあります。
コーヒーでほっと一息入れようとテーブルに置いていたら、お子さんが手を伸ばして頭からコーヒーをかぶってやけどをしたり、炊飯器の蒸気吹き出し口に手を出して手のひらにやけどしたり、子どもは好奇心から大人の予想外の行動をとることがあります。

 

・包丁などの危険物の保管場所に注意

子どもが歩き出すようになると、好奇心でいろんな場所を探索するようになります。
静かに遊んでいると思ったら扉や引き出しを片っ端から開けて、中に入っている物を出していることがあります。
キッチンには包丁やキッチンバサミなどの刃物以外にも調理器具、調味料、洗剤などお子さんのけがや誤飲・誤食の原因になるものがたくさんあります。
お子さんが包丁を持っていてヒヤッとした経験がある人も少なからずいます。
刃物は使い終わったらすぐに片付けるようにし、危険な物が入っている所には、ストッパーを使って開けられないようにして下さい。
棚や引き出しにはチャイルドロックをつけておくことで事故を防げます。

キッチンスペースはさまざまな危険性が潜んでいますので、お子さんが入れないようにゲートや引き戸を設けて対策をしましょう。

 

【ドア】

家の中のすべてのドアで発生する可能性のある事故がお子さんの指挟みです。
ドアのちょうつがい側は、指挟みを防止するグッズなどを利用してけがを防止しましょう。

引き戸も同様に指挟みに注意が必要です。
お子さんが後ろにいることに気づかず、うっかり引き戸を閉めてしまったり、お子さんが勢いよく開け閉めした拍子に指や手を挟んだりしてけがをしてしまうことはよくあります。
引き戸にダンパーを取りつけておくと、閉じる少し手前で減速しするので、指挟みの危険を回避できます。

 

【床材】

フローリングの木材は柔らかいものと硬いものに分かれているので、床材は柔らかくクッション性のあるものがおすすめです。
お子さんが小さいうちは畳や柔らかなジョイントマットをしいてあると大きなけがを防止できます。

小さなお子さんは楽しいから飛んで跳ねたりするし、おもちゃを落としたり投げたりすることもあり得ます。
そんな時に硬めの素材のフローリングで不意に転んで頭を打ってしまったら大けがに繋がります。
少しでも柔らかな素材の床材になっていれば不意に転んだ時の衝撃を減らせます。

 

【ベランダやバルコニー】

ベランダやバルコニーは転落事故が起こる危険性がある場所です。
普段の生活の中で、お子さんから一瞬たりとも目を離さないことには限界があるので、お子さんがベランダに出られない対策をしましょう。
万が一、お子さんが一人でベランダに出た場合を想定して転落事故を防ぐ対策を事前にしておきましょう。

対策①ベランダになるべく物を置かない

事故防止のためにゴミ箱や紐で縛った新聞やタイヤなど踏み台になりそうなものをできるだけベランダに置かないことが大事です。

 

対策②エアコンの室外機を柵から離す

万が一子どもがエアコンの室外機の上に乗っても、手が手すりに届かないように手すりかと室外機を60cm以上離して設置することが必要です。
ベランダの奥行きの関係で60㎝以上離すことが難しい場合は、室外機の周りを囲む室外機カバーを使えば、登れないようにする以外にもお子さんが室外機に指を突っ込む危険も回避できます。

 

対策③補助錠を付ける

窓を施錠していても安心はできません。
「まだカギは開けられない」と思っていたら、いつの間にか開けられるようになっていたことは、よくあります。
子どもの手が届かない位置に補助錠を取り付けて、一人で開けられないように予防しましょう。

実は大人にとって何てことない場所も、小さな子どもにとっては命に関わります。
安心して子育てできる住環境を整えるために、設計段階から安全な家づくりを意識していきましょう!

また転落を防ぐには、二階建てではなく平屋住宅を建てることで、階段からの落下や、ベランダからの落下事故をなくすという選択肢もあります。
アキュラホームでも平屋の人気が高まっており、子どもたちが独立してから夫婦で年を重ねて暮らすのにも適しているのがメリットです。

 

アキュラホーム名古屋支店では、お客様とファイナンシャルプランナーさんと一緒に、これからの生活を見据えた資金計画を検討し、それぞれにあった住まい方をご提案しております。

愛知県には蟹江展示場、鳴海展示場、日進梅森展示場、大府展示場と津展示場が、岐阜県には各務原展示場、岐阜県庁前展示場と土岐展示場がございます。
オンラインによる展示場案内や各種相談も実施しております。

ぜひ、お気軽に展示場に足を運んでいただき、新しい住まいへのイメージを膨らませにいらしてくださいね。