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こどもエコすまい支援事業とは
「子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能（ＺＥＨレベル）を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業です。」（「国土交通省 こどもエコすまい支援事業について」より）
つまり、ZEHレベルの新築住宅の建築をする子育て・若者夫婦世帯、省エネな住まいにリフォームを行う世帯への支援ということです。
新築注文住宅で補助金を受けるための条件
補助の対象となる世帯
新築で家を建てる場合は、対象となる世帯の条件があります。それが、「子育て世帯」と「若者夫婦世帯」です。
- 子育て世帯：2004年4月2日以降に生まれた子供がいる世帯※1
- 若者世帯：夫婦どちらかが1982年4月2日以降に生まれた世帯※2
また、こどもエコすまい支援事業者として予めこの事業に登録をした住宅事業者と契約を締結し、住宅を新築することも満たす必要があります。
※1 令和5年3月31日までに建築着工するものについては、2003年4月2日以降
※2 令和5年3月31日までに建築着工するものについては、1981年4月2日以降
契約予定の建築会社が「こどもエコすまい支援事業者」であるかどうかを先に確認しておきましょう。
補助対象となる住宅の条件
こどもエコすまい支援事業が補助対象住宅として設定している7つの条件を満たすことが必要です。
①所有者自らが居住する
②住戸の床面積が50㎡以上である
③土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域外に立地する
④都市再生特別措置法第88条第５項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第３項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの
⑤未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
⑥ZEHレベルの省エネ性能が証明できる住宅
⑦交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる
7つも条件がありますが、新築を検討するお客様が注意する点は②③⑤⑥の4点です。
②50㎡つまり約15坪以上の住まいである必要があります。一般的な建売住宅に多い大きさが約30坪ですので、コンパクトな住まいを考えている人は注意です。
③建築を考えている土地は土砂災害特別警戒区域外であるかも確認が必要です。
⑤「未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの」とは簡単に言うと「新築の物件が条件」ということです。そもそも「新築」の定義が「完成から1年以内の誰も住んだことのない物件」を指します。
⑥のZEHレベルの省エネ性能が証明できる住宅とは、
- BELS 評価書に記載される「ZEH」「ZEH-M」「ZEH Oriented」「ZEH-M Oriented」「ZEH Ready」「ZEH-M Ready」「Nearly ZEH」「Nearly ZEH-M」（BELS評価書でZEHマークの記載があるもの）
- 2022年10月1日以降に新基準で認定申請した認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅
- 令和4年4月1日以降は住宅性能評価書で断熱等級5かつ一次エネルギー等級6の記載があるものは、再生可能エネルギー設備（太陽光発電など）の導入がなくても対象
BELS 評価書に記載される「ゼロエネ相当」は対象となりません。建てる家が基準を満たせる住まいなのか、この基準の家が建てられる建築会社なのかを確認しましょう。
対象となる期間
①基礎工事の完了（工事の出来高）が建築着工～交付申請まで（遅くとも2023年12月31日）
②「基礎工事より後の工程の工事」への着手が令和4年11月8日以降（工事請負契約後に行われる工事であること）
工事請負契約日は問いませんが、着工までに契約が締結されている必要があります。通常のご契約であれば、着工前に契約が締結されていることがほとんどです。
また、予算の執行状況に応じて締め切りが決まるので、早めの契約・着工がおススメです。
補助額
1戸あたり100万円
住民票や住宅証明書等の書類の提出後、最終支払いの一部に充当することで還元されます。
交付申請は3月下旬より開始しますが、申請は着工完了後に事業者がします。
こどもみらい住宅支援事業の補助金が受けられなかったとしても諦めないで！でも注意が必要
こどもみらい住宅支援事業の補助金が急速な予算終了のため、補助金が受けられない！と残念に思われている方も諦めないでください！要件が見直されたことで、契約日に関わらず、上記の条件をクリアできた物件は補助金の対象となります。
しかし、こどもみらい住宅支援事業の補助金を受けられなかった世帯が今回のこどもエコすまい支援事業を申請するので、今回も早期で受付終了となる可能性があります。「1年以内に住めたらいいからこれからゆっくり始めよう」と考えている人は注意です。契約してすぐに補助金申請ができるのではなく、着工しなければいけないため、補助金を受けたい方は今からご計画を進められることをおススメします。
性能の高い住まいは、補助金を受けられるだけでなく、住んだ後も快適に過ごすことができます。ZEHレベルの性能が必要なため、ハードルの高い補助金ではありますが、アキュラホームの住まいはZEHレベルの住まいをご提案しております。
補助金についてもっと詳しく知りたい方、補助金を受けられる住まいを建てたい方はぜひ一度住宅担当までご相談ください。