軒天を木目にしてオシャレな外観にしたい!と憧れている方は少なくないのではないでしょうか。今回はアキュラホームのオーナー様も採用されている方が多い人気の木目軒天についてご紹介していきます!

 

軒天とは?

軒天とは、外壁よりも外側に突き出ている屋根(軒)の裏側の天井のことです。軒部分の天井であることから、軒天と呼ばれます。軒裏や軒天井と呼ばれることもあります。

軒が出ていると、屋根の下地材が丸見えになり雨風に晒されてしまうため、軒天を設けることによって下地材が劣化してしまうのを防ぐという役割があります。

また、外壁に雨風や紫外線が直接当たると外壁材の劣化を早めてしまうことにつながりますが、軒天があることによってそれを保護することができます。最近軒のないスッキリとした外観の住宅も増えてきていますが、軒がないと外壁に直接雨や雪が当たってしまうため、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。軒天は雨や雪が外壁に直接当たるのを防ぎ、雨漏りのリスクをも低くしてくれているのです。

さらに軒天には火災が発生した際に屋根などへの延焼を防ぐ役割があります。火は上へ上へと大きくなっていくため、軒天がないと火が屋根に燃え移るスピードが速くなり、短時間で家全体に火が広がってしまいます。延焼拡大を防ぐため、軒天には一定の防火性能基準が定められています。

 

木目軒天の採用について

 

■メリット

軒天に木目を採用することによって、外観デザインにアクセントが生まれ、デザイン性が向上します。本物の木だけではなく、最近では木目調の不燃材料でつくられた軒天商品も開発されています。これなら本物の木よりも腐食の心配が少なく、それでいて木の雰囲気を取り入れることができるため、採用する方が増えてきています。

 

■デメリット

軒天に本物の木を使用した場合、時間が経つにつれて劣化し、だんだんと黒ずんでしまうということがデメリットとして挙げられます。また、天然木の軒天に限らず、軒天は経年劣化により色褪せや塗装の剥がれなどが起こるため、定期的なメンテナンスが必要となります。

 

軒天材を選ぶときのポイント

軒天材の色を選ぶときは、自分が想像している色よりもワントーン明るい色を選ぶことが重要です。なぜなら、天井部分は影によって暗く見えるため、それを考慮して色を選ばないと「思ったより暗かった‥」ということになりかねません。想像しにくいな‥という方はサンプルを持ち上げて色の確認をしてみると実際の見え方に近づくかと思いますので、ご検討中の方は是非一度お試しください!

 

いかがでしたでしょうか。オシャレな木目軒天に憧れている方もきっと多いはず。今回の投稿を参考に、木目軒天を採用するかどうか検討してみてください!