AQ QUALITYAQ Groupの分譲住宅

Column

住まい選びのポイント
断熱 2022.11.29

住まいの結露はなぜ起こる?
AQ Groupの高気密・高断熱住宅が家と健康に良い理由

家の窓やドアでよく見られる「結露」。実は、単に水滴が付着するだけでなく、結露は住まいや住まう人に悪影響をもたらします。 本記事では、結露が起こるメカニズムと家や住む人に与える影響を解説します。

住まいで結露が起こるメカニズム

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結露が発生する要因は「温度差」と「湿気」にあります。

▶外と室内の温度差

結露が起こる大きな要因は、外気と室内の温度差です。この温度差が大きければ大きいほど、結露が発生する可能性は高まります。

結露が多く見られるのは、冬の寒い時期。エリアや環境にもよりますが、暖められた室内と外気の温度差は20度ほどにもなります。

基本的に、温度が低ければ低いほど、大気中に含まれる水分量は少なくなります。窓やドアなど外気に触れる部分は、室内の暖かい空気が外気に冷やされ、大気中に含まれる水分量が減るため、結露となって水分が付着してしまうのです。

▶湿気

結露は、温度差のみならず、湿気が多ければ多いほど発生しやすいものです。乾燥する冬には、加湿器をつけるご家庭も多いことでしょう。しかし、居室内の温度・湿度が高く、外気との気温差が大きくなると結露は発生しやすくなってしまいます。

居室と比較して換気しにくく、湿気がこもりやすい押し入れやクローゼットの中がカビやすいのも、このためです。

結露が住まいや人に与える影響

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結露は、ただ単に水滴が付着して掃除が面倒なだけではありません。住まいや住む人に、次のような悪影響を与えます。

▶カビやダニの発生

カビは、湿気の多いところに繁殖するもの。結露の発生が多い窓や窓枠の黒ずみの正体は、カビです。

カビはダニなどの生物の餌となるため、結露が発生すると、カビを餌とするダニ、ダニの死骸や糞を餌とする微生物の温床になってしまいます。

▶住まいの劣化

結露は、家の寿命にも影響します。

木造住宅の大敵は、水分。窓などに付着する「表面結露」に加え、目に見えないところで発生する「内部結露」は、次のように住まいの劣化の引き金となります。

  • ●結露によって発生したカビがサッシや壁紙を傷める
  • ●内部結露によって木材の腐敗が進む
  • ●腐った木がシロアリやカビの温床となる

▶健康面にも影響が

結露によって発生したカビやダニは、喘息や気管支炎、アトピー性皮膚炎などの原因物質といわれています。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などがいるご家庭では「たかが結露」とは思わず、細心の注意を払うべきでしょう。

対策は「気密」と「断熱」!
AQ Groupの分譲住宅が結露しにくい理由

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結露を防ぐには、家の中の温度を一定にし、空気を循環させる必要があります。

高気密・高断熱かつ様々なところまで配慮されたAQ Groupの分譲住宅は、結露が起きにくい住まいです。

▶省エネ基準を超える断熱性能

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住まいの断熱性能を高めることで、結露の要因である「外気と触れる部分の温度差」および「家の中の温度差」を解消できます。
AQ Groupの分譲住宅は、国が定める平成28年省エネ基準を25〜35%上回る断熱性能を確保しています。さらに、窓ガラスには複層ガラスの内側に熱の伝わりを抑える膜がコーティングされた「Low-E複層ガラス」を、サッシには熱が伝わりにくい「アルミ樹脂複合サッシ」を採用しているため、結露の発生が抑えられます。

▶24時間換気システム・小屋裏換気

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AQ Groupの分譲住宅は断熱性能・気密性能を高めたうえで、24時間換気システムに結露の発生を抑える効果のある「第3種換気」を採用しています。また、小屋裏にも換気口を設け、木材の腐敗を防ぎます。

▶外壁通気工法

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高気密・高断熱の住まいは、表面結露を抑制する効果に期待されますが、内部結露の発生が課題だといえます。
AQ Groupの分譲住宅は、目に見えない壁体内部の結露を抑制するため「外壁通気工法」を採用。外壁内に空気の通り道を作ってあげることで湿気が貯まることを防ぎ、住まいの長寿命化に貢献します。

高気密・高断熱住宅が結露を防ぎ
住まいと住む人を守る

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結露が発生する要因は、気温差と湿気です。気密性・断熱性を高めたうえで、適切に換気することで結露は防げます。結露を防ぐことは、住まいと住む人の健康を守ることに直結します。AQ Groupの分譲住宅は、長く、健康で快適に暮らせるお住まいです。