「環境共生住宅」はご存じでしょうか。SDGsなどで環境への意識が高まっていますが、「エコな家づくり」もできるんです。今回は環境共生住宅についてご紹介します!

環境共生住宅とは

環境共生住宅とは、「地球環境を保全するという観点から、エネルギー・資源・廃棄物などの面で充分な配慮がなされ、また周辺の自然環境と親密に美しく調和し、住み手が主体的に係りながら、健康で快適に生活できるよう工夫された住宅、およびその地域環境」と定義されています。

簡単に言うと「住みやすく、環境に配慮した」住宅環境のことです。3つのテーマで環境と共生する工夫をおこないます。

環境共生住宅の3つのテーマ

■ロー・インパクト「地球環境にやさしい家づくり」

家を建てる時も、住んでいる時も常に資源やエネルギーを消費し、最終的には廃棄しています。土地選びから建てた後最後に取り壊すその時まで、ライフサイクル全体を通して環境に負荷のかからない住まいづくりが求められます。

■ハイ・コンタクト「周辺環境との調和」

家を建てるその場所には、植物や動物などの生き物がいて、その地域の人たちが繋いできた歴史や文化があります。そういった環境を無視するのではなく、理解し、地域らしさを取り入れ、新しい住まい調和させる工夫が必要です。また、地域全体を「住まい」と考え、地域の人々とのつながりを育むことも課題としています。

■ヘルス&アメニティ「居住環境の健康と快適性」

赤ちゃんから高齢者まで、住む人みんなにとって健康で快適に過ごせる場所であることが必要です。土地の立地条件に合わせた間取りで、環境が与える目に見えない影響にも配慮することが大切です。

 

この3つのテーマが基本的な考えであり、すべてが調和することを大切にした住まいが環境共生住宅となります。

アキュラホームの環境共生住宅

この3のテーマをクリアするために、日射遮蔽や通風の設計など、多岐にわたる設計提案が必要となり、認定取得企業は国内でも大手住宅会社を含めて10数社しかありません。

アキュラホームグループの「ジャーブネット型環境共生住宅」も、平成31年に(一財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)により環境共生住宅の認定を受けました。いち早く環境への配慮を考えて家づくりを行ってきました。また、環境性能を様々な視点から総合的に評価する「CASBEE」では最高ランクのSランクを取得しました。

ただ人間の住環境の快適性を求めた家ではなく、自然環境にも優しい住むだけでエコな家づくりが可能です。

 

デメリット

デメリットは高気密高断熱材や環境にやさしい建材を使用するため、初期費用が通常よりも高くなることが多い点です。また、設計に際しても条件をクリアするために制限がかかってくる可能性があります。

メリット

■創エネ・省エネ効果で環境にもお財布にも優しい

認定条件に太陽光発電システム等の採用や断熱性能を高める必要があるため、自らエネルギーを創り、エネルギー消費を抑えた住まいになります。省エネ設備を使用することで、水道光熱費を抑えられることが期待できます。また断熱性が高いため、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいとなります。

また、環境共生住宅は長期で住むことを目的としており、災害や劣化に強く維持管理のしやすい住まいとなっています。長い目で見たときにコストのかかりにくいことも特徴です。

■健康的な住まい

リサイクル品や環境に配慮した建材で家を建てるため、住む人が安心して暮らすことができます。

建材に含まれる化学物質が原因で健康被害を及ぼすシックハウス症候群が問題視されています。こういった問題に対して、健康被害の原因となるホルムアルデヒドの発散を抑えた建材を使用することが求められています。環境共生住宅では健康に配慮した建材の使用を徹底しているため、安心して住み続けられます。

■地域によっては補助金も

環境共生住宅は環境保護を目的として国が掲げた政策の一環です。そのため環境に配慮した家には様々な補助金が用意されています。高性能な住まいを補助金でお得に建てることも可能です。

補助金や環境共生住宅についてもっと知りたいという方はぜひ住宅担当にご相談ください。

 

身近なことからエコ。毎日住む家がエコって一番身近で、自分たちにできる一番大きなエコなことだと思いませんか?

住むだけでエコな木の家の心地よさに、創エネと節エネの技術を融合した人にも環境にもやさしい住まいをぜひお近くの展示場でご体感ください!